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普通に釣鐘といえば青銅鋳物製です。
青色とも緑色とも取れる銅独特のサビに覆われた表面をしています。
鋳物だけに、歴史も古く紀元前の中国には原形があったとのことです。 |
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もっとも、鋳造技術の進歩によって自由に金属のカタチを創作できるようになると、”たたくこと”で大きく均一な音を出せる金属製の「カネ」を作ろうとしたことは十分納得できる話だと思います。 |
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で、多くの文化や技術の伝来と同じく、中国から朝鮮半島経由で日本に入ってきたと記録されています。 |
お寺と鐘は切っても切れないほど結びついていますが、もともとインド発祥の仏教には「鐘」は無く、広まる過程で中国の「カネ」と結びついて日本に入ってきた説が一般的なようです。 |