鉄の栄養 |
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ミネラル(元素)の名前 |
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ヒトの栄養 |
この列で紹介する各種元素の母材です。
金属=鉄 と言っていいほど自然界に豊富に含まれています。 |
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鉄 |
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指を切ったときに出る赤い血。
これが体内で活躍する鉄の姿です。
そういえば鉄が錆びれば赤くなるわなア・・・
ヘモグロビンという蛋白質と一緒に体内の細胞に酸素を運んでいます。
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言わずと知れた、焼入れの硬さを決める基本的な元素ですネ。 |
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カーボン |
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ミネラルとしての炭素の働きは、ワタシには知識不足です。
炭素元素は体重の23%程度あると言われています。
えッ?どこに???
カラダを作っているタンパク質や脂質、アミノ酸や糖類はすべて炭素化合物ですよね。 |
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耐熱性が良くなります |
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溶かした金属の流動性が良くなります |
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弾力性が良くなります |
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シリコン |
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美のミネラル
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コラーゲンの主要構成ミネラルで、体の細胞と細胞をつなげる役割をしています。
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不足すると・・・ |
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肌の弾力がなくなりしわができやすくなります。髪のつやがなく、痛みやすくなる。血管が硬くなる・・・・・・・・要するに老化促進ですかね。 |
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鉄とヒト、どちらに入っても同じような効果があるみたい。 |
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金属が固まったとき、金属の結晶を小さくしてくれます
(結果強くなる) |
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焼きいれ性が良くなります |
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弾力性が良くなります
が、
多すぎると衝撃によわくなります |
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マンガン |
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骨の形成と代謝のミネラル
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骨、関節がつくられるときに必要。
ついつい摂りすぎる炭水化物(ご飯や麺類など)や脂質を消化する酵素を助けます。
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不足すると・・・ |
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発育不全。
男性女性ともに生殖機能の低下。
筋肉の痙攣など機能低下。 |
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金属には毒のようです。
微量であれば害は無いのですが、多すぎるともろくなります。
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リン |
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バランスのミネラル
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カルシウムの働きを助け骨や歯などの発育を調整します。
リンが体内で有効に働くためには、カルシウムやマグネシウムとのバランスが重要で、たくさん摂りすぎると骨に蓄えられたカルシウムが溶け出し、骨が弱くなります。
リンは加工食品の添加物や、清涼飲料水の保存料にも使用されているので、便利な現代社会の食生活を続けていると過剰摂取の危険性が大です。 |
そういえば小さいころ、「ジュースばかり飲んでると骨がとけるよ!」って怒られていたような・・・
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不足すると・・・ |
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筋力の衰え、新陳代謝の低下からくるだるさ。
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鉄とヒト、どちらも多すぎると有害ミネラル(有害元素)ですね。 |
リンと同様、鉄には毒のようです。
ただひとつ・・・・
マンガン(Mn)と一緒に混ぜると鉄が削りやすくなります
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硫黄 |
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カラダを作るミネラル
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数種類のアミノ酸に含まれていて、タンパク質の成分として皮膚、つめ、髪の健康を保ちます。
また、有害なミネラルの蓄積を防ぐ効果もあります。
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氷点下以下数十度の極寒で使う場合には必須!?
9%Ni鋼などは-40℃での環境に耐えるようです |
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錆びにくい金属=ステンレスにはなくてはならない元素です |
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鉄に粘り気が出ます |
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ニッケル |
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新陳代謝のミネラル
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細胞分裂を促します。
亜鉛(Zn)と同じような働きがありますが、遺伝情報を伝えるDNAの構造を正しく保つ働きもあります。
間違って伝えたら(細胞分裂したら)タイヘン。
でもご安心を。
通常生活で足らなくなることは無いそうです。
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焼入性がよくなります |
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錆びにくくなります |
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ちび(摩耗)に強くなります |
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クロム |
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生活習慣病予防のミネラル
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中性脂肪やコレステロール値を下げる効果、インシュリンと結合して糖質の代謝を助けて血糖値を下げる働きがあります。
ダイエット効果大!?
高脂肪、多糖分の食事をしていると、当然足らなくなって・・・・・・・・・・・結果 太る
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焼入性がよくなります |
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粘り強くなります |
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熱に強くなります |
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モリブデン |
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燃焼と解毒のミネラル
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これまたダイエットに不可欠。
炭水化物(ご飯や麺、穀物など)と脂質という、現代社会では確実に取りすぎな栄養を燃やしてくれる重要なミネラルです。
とはいっても、モリブデンやクロムをかじっていても意味なし!。運動がひつようです。
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不足すると・・・ |
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貧血や尿酸代謝障害。
疲れやすくなる。 |
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ちび(摩耗)に強くなります |
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硬くなります |
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金属が固まるとき、金属の結晶を小さくしてくれます
(結果強くなる) |
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バナジウム |
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生活習慣予防のミネラル
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コレステロール値や中性脂肪値を正常化する働き、血糖値を下げる働き、動脈硬化を予防する働きがあり、
クロム、モリブデンと共にワタシ・・・いやいや現代人には神様のようなミネラルです。 |
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コバルト自体が鉄の性格を変えるのではなく、
炭素(C)やカーバイト(炭化物)が鉄に溶け込むのを助けます
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コバルト |
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血をつくるミネラル
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コバルトはビタミン12に含まれています。
骨髄の造血機能に不可欠なミネラルで赤血 球や血色素を生成し、悪性貧血を予防する働きがあります。
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不足すると・・・ |
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悪性貧血
コバルトを含むビタミンB12は、動物性食品に存在する特殊な微生物によってしか合成されないそうで、「野菜とごはんだけ」というような、菜食主義の方は、間違いなく欠乏症ですヨ。 |
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ジュラルミンや析出硬化系ステンレスなどの時効処理される金属には必要です。
銅を混ぜるというよりも、銅が母材となるほうが多いです。
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銅 |
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発育のミネラル
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赤血球中のヘモグロビンの合成を助ける。
正常な免疫機能を保つ。
コ ラーゲンの生成、脳の発育ににも関わっています。 |
不足すると・・・ |
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貧血や動脈硬化、骨粗鬆症
必要不可欠な物質ですが、通常生活では不足することは無いそうです。
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銅(Cu)と一緒に使うと硬くなりますが伸びは悪くなります |
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刃物で削ったとき、切カス(切粉)が小さくなりやすいので削りやすくなります |
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伸びがよくなり曲げ加工が楽になります。 |
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錆びにくくなります |
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亜鉛 |
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細胞分裂促進のミネラル
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亜鉛は細胞を作るのに必要な酵素の元となる微量元素です。マグネシウム(Mg)とともに細胞を作る酵素の働きを助けます。
インスタント食品などに偏った食生活を送っていると、亜鉛欠乏症になる可能性がありますす。
筋肉の中から、疲れの素「乳酸」を取り除いてくれます。 つまり筋肉疲労に効果があります。
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不足すると・・・ |
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味覚異常(結構知られています)
味を感じる味蕾という細胞は細胞分裂が早く、亜鉛が足りなくなると味を感じない舌になります。 |
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切削性改良。
つまり削りやすくなります。
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セレン |
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若さのミネラル
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ビタミンEとの相乗効果で、
細胞の酸化をふせいでくれます。
このおかげで老化を遅らせ、動脈硬化や高血圧などの生活習 慣病の予防にも役立ちます。
微量であれば非常にありがたい金属ですが、必要量の倍以上摂取すれば毒に早代わりします。
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不足すると・・・ |
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貧血、高血圧、ガン、早老 |
摂りすぎると・・・ |
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悪心、下痢、食欲不振、免疫力低下 |
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鉄に混ぜるというよりも、マグネシウムそのものが母材として使われることが多いです。
最近では既存の合金に微量混ぜて、硬度や強度の向上、耐食性や耐熱性向上を目指す研究もおこなわれているようです。
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マグネシウム |
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骨とタンパク質を作るミネラル
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カルシウムとマグネシウムの関係はよく知られています。双方のバランスがとれて初めて健全な骨が作られます。 |
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摂りすぎると・・・ |
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カルシウムを摂りすぎるとマグネシウムの吸収が悪くなり、カルシウムが細胞に入りすぎます。細胞中のカルシウムが増えれば筋肉が痙攣しやすくなります。もしこの痙攣が心臓でおこれば・・・・・ |
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