キングパーツ

  てっぱん

「てっぱん」と言えば・・・
 

建築や機械に使われる鉄板
焼き肉やお好み焼きに使われる鉄板

そういえば某テレビ局で2010年から2011年初めにかけて
「てっぱん」というタイトルのドラマが放映されました。

その物語の舞台となった街は、キングパーツの本社がある広島県福山市のお隣、
尾道市です。

そんな縁もありまして今回はお好み焼き屋さんで使われる「てっぱん」のお話です。

ドラマてっぱんの舞台尾道子
      ・お店の鉄板は結構  ぶ厚い
 

鉄板と言いましても、どんな鉄板を選ぶかはお店によってかなり違いがあるようです。
お店で目にするものは、熱伝導率がよく錆びにくい純鉄製のものが主に使用されます。

そしてその厚みは店員さんが焼く鉄板の場合、常に熱を通し温度が下がらない様、20mm前後と結構分厚いのです。厚みが増すと蓄熱性が高くなり、焦げ付かず美味しく焼くことができます。
またお客さんが座るテーブル席の鉄板は8mm前後が多いようです。

      ・表面の仕上げ次第で   も変わる?
 
黒皮仕上げ
見かける機会が多い表面が黒いタイプ。
(イラストよりも中華鍋を想像していただければ・・・そのほうが判りやすいかと)
鉄板そのままの状態で値段は安いけれど焼き具合はイマイチ。
ショット仕上げ
ブラスト仕上げです。
はじめ表面はザラザラしていますが、使っていくうちに表面が滑らかになります。使い込むほど味が出る?
ヘアライン仕上げ
同じ方向に細い小さなラインが見えます。
見た目もキレイで焼き具合もまあまあ。
上2つと違い少し光沢があります。
上磨き仕上げ
表面がツルツルで焼き具合は最高。
シェフが目の前で焼く高級ステーキハウスなどはこのタイプ。
毎日磨いている店もあるそうです。

このようにどんなものを焼くか、またそのお店のこだわりで「材質」「厚さ」「仕上げ」が選ばれ、使い込まれることでより一層美味しい料理へと進化していくというわけです。

鉄板のなどの鉄器は健康面の効果で見直されています。
熱を加えることで、鉄器からは体に吸収されやすい2価鉄が溶出されます。
家庭用のフライパンなどはテフロン加工が主流でほとんど摂取できません。
鉄器を使うことで体に必要な鉄分を上手く摂取することができます。
テレビ放映中のある日、関東勤務のキングパーツ営業員の商談でのひとこま・・
お好み焼き
営業員 「キングパーツの本社工場は広島県福山市にあります」
お客様 「ああ、てっぱんのところね!」
営業員 「・・・」
「そうですJFEさんがあるところです!」
お客様 「???ドラマのてっぱんだよ・・・」
溶鉱炉

その営業員は
「てっぱん」⇒「製鉄所」⇒「福山市に工場があるJFEスチールさん」と勘違い・・・


~ロストワックスの可能性を拡げる~ ロストワックスの可能性を拡げるキングパーツ株式会社