一番目にするのはバネ(発条)ですがバネというと鉄線を円筒上に巻いたものを イメージしますが、実に様々な形状が存在します。
電車の振動といえば以前の記事に、電車の中でついついうとうとしてしまうという話がありましたが電車の中で発生するリズムが影響しているような話があります。
レールの隙間から生じるガタンゴトンという振動、枕木の音のリズム、レール自体は平行に設置したが、地盤や荷重の問題で発生する左右のレール高さの違い(水準狂い)から発生するゆらぎが人間にとってこころ安らぐリズムになっているようです。
その電車内で眠気がでるという原理を利用した商品がありました。
ある寝具メーカーでは以前 その原理を調査し、振動を採用した快眠ベッドなるものを発売したそうです。
道路でも同じく道路の継ぎ目が有り、これもリズムを発生させますがその間隔が電車ほどの安定したリズムではないようで車中で眠くなるのは別の原因があるようです。
景色があまり変わらず、カーブや信号のない単調な状況の場合、脳に刺激がいかない為起こりやすいと言われています。 視覚刺激が減った状態が続くと脳内にα波が出るらしく、それが問題らしいとか・・・・
日本で最初の名神高速では長い直線箇所が多く、単調な道路になり事故が多発したため、その後の東名高速、中央自動車道では故意的にカーブを作り、催眠現象対策をしているそうです。
個人的な対策としては、ガム、コーヒー、家族、同乗者との会話などでなんらかの刺激を取り入れつつ運転しましょう。 あえて、嫌いな音楽、苦手な食べ物というのも刺激が有り、眠気解消に効果的だそうですよ。
ちなみに、同乗者との会話は効果的ですが、家族と同乗、他人との同乗で比較すると家族との方が刺激が少なく、他人との会話のほうが眠気解消には良いと実験をTVで紹介していました。 緊張による事での刺激の増減の差だそうです。