防盗金庫・・・盗難や防犯防止を目的とした金庫 |
金庫は万が一、ドロボーに入られても短時間でこじ開けられず、持ち去りにくくなければなりません。その性能は、日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会により、防盗試験にてグレードを制定しています。 |
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試験の種類 |
等級 |
試験時間 |
ガスバーナーなどの溶断による破壊も想定 |
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耐溶断・
耐工具試験 |
とにかく最高レベル! |
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TRTL-60 |
60分 |
TRTL-30 |
30分 |
TRTL-15 |
15分 |
電動工具、簡易な手動工具による破壊を想定 |
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耐工具試験 |
正直あけられない! |
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TL-60 |
60分 |
TL-30 |
30分 |
TL-15 |
15分 |
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金庫破りの殆どは10分程度のこじ開け作業で開かない場合は犯行をあきらめてしまうそうです。そこでそれを上回る15分が試験時間の基準になっています。 |
防盗金庫にも耐火性が求められるので、その構造は主に鉄とコンクリートでできています。
鉄とコンクリートの相性は抜群です。 |
鉄は粘り強いが変形しやすく、コンクリートは堅いが脆いという特徴があり、双方の短所を補い合う理想の組み合わせで強度を保っています。 |
この様に、金庫は目的に応じ種類がありますので、購入の際にはしっかり調べられることをおすすめします。 |