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奈良の大仏 正式名称:東大寺盧舎那仏像(トウダイジルシャナブツゾウ)
どうやってこの様な大きな仏像を

作ることが出来たのでしょうか?

奈良の大仏
745年まで、さかのぼって見ましょう。
土台作り

まず、大仏さまが乗る土台を作り、その上に柱を立て、柱に横木を組み合わせて大仏さまの大まかな基礎を作ります。

次に、柱の基礎の周りに竹を使って大仏さまの輪郭を作ります。

竹で編まれた大仏さまの表面を、粘土を混ぜた土で塗り固めます。

輪郭作り 土塗り
塗り固めると土でできた大仏さまが完成します。 土の大仏

土の大仏から金属の大仏に!

 1、土の大仏さま表面に沿って、下から順番に大仏さまを取り囲むように外型を作っていきます。

 2、外型を外し、土で作った大仏さまの表面を少し削ります。

 3、削った後に外型(外壁)を元の位置に戻します。

 4、外型と大仏さまの表面には隙間ができていますので、その隙間に溶かした金属を流し込みます。

鋳型作り

1段目が終わると周りを土の土台で埋めて固定します。

これを繰り返して、2段目、3段目と上って行き、最後は頭のてっぺんまで完全に土に埋まってしまいます。

だんだん
頭のてっぺんまで流し込んだ金属が固まると、

周りの土と外型を取り除き、大仏さまの完成となります。

*大仏さまの髪(らはつ)は、最後に取り付けます

完成

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