「ピイーーーーーーーー!」
「お客様、ポケットに何か入っていませんか?」
「エッ・・・ウソッ?」
「もう一度ゲートをお通りください」
金属探知機は、私たちの身近にもたくさん使用されています。
イベント会場での所持品チェック。
衣料の製造現場では針が残っていないかとか、
食品の加工工場では金属片が混入していないか などなど。
そこで
ハンディタイプの金属探知機で実際にどのような成果があるのか試してみました!!
実験場所は船橋市にある潮干狩りで有名な三番瀬海浜公園の海岸
潮干狩りならぬトレジャーハンティング
浮遊物が集まる波打ち際で反応アリ
手のひらサイズのボルト!!
発見できたのは
- プルタブ2個
- 釘2個
- ボルトナット1個
- ファスナ1個
- 乾電池1個
- 線材1個
金属探知機の購入費用回収できず・・・
お目当てのお宝には辿りつけず
ゴミ拾いとなりました
くれぐれも
海へはゴミは捨てないようにお気を付けください
ものすごく乱暴な表現をすれば(博学の方ゴメンなさい)、磁石の近くで金属を動かすと金属に電気が流れる。この電気を感知すれば金属の存在がわかる。
砂浜に埋まったクギは動きませんが、金属探知器側で交流電流を流せば探知器単独の磁束の向きが変えられる。
言い換えれば、磁石を動かしながら、クギに近づけたときにクギに流れる電気を検知。ということですかね。
タイヤの回転を使って磁石を回し、磁石周囲に置かれたコイルに電気を発生させて電球やらダイオードを光らせます。
電磁誘導で発生した金属ナベ内の電気は、ナベ内を流れるときに金属の抵抗を受けて熱が生まれます。この熱で金属ナベを自己発熱させ、お湯を沸かしたり、肉を焼いたり、と。
ちなみに一般に言うところの電子レンジは別の方法です。IH調理器ではありません。
原理はいっしょ。
高周波誘導炉という装置を使います。
日本の家庭用電流は50Hz60Hzですが、数千ヘルツという高周波で、金属そのものを溶かします。
この時の金属温度は1600°Cを軽く超えています。